※台風14号の猛威の写真です。
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沖縄の台風は年休行事で風物詩
沖縄に住んでいると台風は風物詩、恒例行事のひとつです。
毎年やってくる台風にみんな慣れていて、ある程度の台風ではまったく驚きません。
台風対策も外に置いてある物を家の中に取り込み、レンタルビデオを借りたり食材を買い込んで、台風が過ぎ去るのを降って湧いた休暇のごとく過ごすスタイルが一般的。
だいたい7月から9月にかけてやってくるので、
夏休みやお盆時期には台風もあるといったイメージです。
なので夏休みに母方の実家に遊びにいくと、伯母さんが台風の時になぜ外に出ちゃだめか語ってくれるのですが、完全に稲川淳二の語り口で怪談話のようでした。
その内容がこちら。
「屋根から剥がれたトタン屋根が飛んできて、それが首にささって死んだ人がいるからね。
台風の時が絶対外に出たらだめだからね…」
小さい頃はトタン屋根がとても怖かった……。
台風、夏休み、お盆、はセットで子供の頃の心象風景。
学校や会社が休みになる判断基準
台風情報がニュースで流れ始めると気になるのは、学校や会社がどの段階で休みになるかです。
CuruCumaが子供の頃は暴風警報に朝なってたらその日は一日休みでしたが最近は事情が違います。
学校の休校基準
学校関連は基本、暴風警報が解除された後、学校が判断しそのまま休校か登校か判断します。
最近では結構先生達もシビアで、暴風警報が解除された時間によってすぐ登校の有無を決めていたりします。
例として:10時までに解除されたら3校時目から授業開始し6校時まで行います
12時までに解除されたら昼食を自宅でとってから5校時、6校時を行う等。
朝から暴風警報だから一日休みとはいきません…ただこれは息子の小学校の話しで他の学校も同じかといえば同じ公立の小学校でも全然対応が違います。
このルール毎度思うのですが暴風警報が解除されても、場合によっては豪雨と強風が続いている中(まだ暴風注意報だし)、1.2時間の勉強の為に無理に登校させるのはどうかと思う。
会社の自宅待機の基準
これも会社によってルールが決まっているので、これが基準です!というものはありません。
しかし暴風警報になっている場合はだいたいが自宅待機で解除されたら各自利用できる手段を使って出社、時間によっては休みとなる場合が多いと思います。
沖縄にはコールセンター等が多いので、台風でもタクシー会社が運行している場合はタクシーに乗って出社するよう通達がある事があります。
なぜなら…サービスを受ける県外のお客様は台風関係ないので…。
特にサービス系のコールセンターはギリギリまで出社は多いです。
後最近恐ろしいと感じるのは、コンビニ、イオンもサンエーといったスーパーも割と営業している事です。
台風も気まぐれで、暴風警報が出ているのに晴天無風の時もあれば、
警報じゃないのに運転する車のフロントが雨風で見えない!
なんて事があるので企業も自宅待機の判断は本当に迎えてみないとわからない所です。
台風対策
割と小さい台風
- 外に出してあるものを全部家の中に片付ける。
- 停電に備えて懐中電灯、ろうそくを用意する。
- 冷蔵庫の中のものを保管できるクーラーボックスと保冷剤の用意
- 簡単にとれる食材。保存がきくものを買いだめしておく。
- 台風が去った後は、物資がすぐに入ってこないので(船便だと特に)ものがなくなるから事前に購入しておく。
- 田舎は小さい台風でも停電が起きやすい事があるので、暇に備えてポータル電源などを用意しているのもいいと思います。
CuruCumaはネット中毒なので、ルーターの電源とスマホの充電は確保していたところです。
理想はこういうのでしょう。
しかし予算的に厳しいのでマキタのコードレス掃除機を購入した時についてきた
バッテリーと充電器で非常時の電源としようか悩み中。
これを腰にはめてポケモンGOやってたらめちゃかっこいい!
バッテリー落ち知らず!
大きくてやばい台風
小さめの台風対策に加えてとにかく窓ガラスが飛来物で割れないように注意する!
- 窓の外側にベニヤ板を打ち付ける
- ガムテープを貼る
- 窓ガラスの内側に飛散防止フィルムを貼る
とにかく窓ガラスが割れたらまずい、家の中がガラスの破片だらけの上に雨風が入ってきます。掃除も大変だし家電が壊れて経済的に痛い。
なにより暴風警報中に移動もできないのに、外にいるとの同じくらい危険な家の中なってしまうのです。
CuruCumaも明日ベニアかなにか買いに行こうかと思っています。
なぜなら来週7/10あたりに接近する台風が平成15年に猛威を奮った台風14号よりも大きく強力だというではありませんか…。
伝説の平成15年台風14号:メイミー
平成15年台風第14号(へいせい15ねんたいふうだい14ごう、アジア名:メイミー(気象庁表記はマエミー[1])〔Maemi、命名国:北朝鮮、意味:蝉〕、フィリピン名:Pogi)は、2003年(平成15年)9月に発生し、東アジアに大きな被害をもたらした台風である。
概要[編集]
2003年9月6日15時にマリアナ諸島付近で発生した台風第14号は北西方向へ進んだ。当初は発達が鈍かったが、9日頃から急発達し、10日21時には、宮古島の南東海上で中心付近の最大風速55m/s、中心気圧910hPaで最盛期を迎えた。
台風は、時速10kmの速さで北西に進み、11日5時前に宮古島を通過、その後東シナ海に進み、韓国の済州島に接近した後朝鮮半島に上陸。慶尚南道・慶尚北道を縦断。日本海に抜けた後、13日には北海道に接近し、14日朝に温帯低気圧に変わった。
なお、アジア名Maemiはこの台風限りで使用中止となり、次順からはMujigaeというアジア名が使用されることになった。
記録[編集]
宮古島気象台によると、宮古島が台風の眼に入る前の午前3時12分ごろ、最大瞬間風速74.1m/s(当地で歴代3位)を記録した。最低海面最低気圧も912.0hPa(国内で歴代4位。当地で歴代2位)を記録した。なお、航空自衛隊宮古島分屯基地では参考記録ながら、第2宮古島台風の最大瞬間風速を超える86.6m/sが観測された[2]。さらに、韓国の済州島でも、韓国での歴代1位となる最大瞬間風速60m/sを観測した。
被害[編集]
日本でのこの台風による死傷者は113名(死者3名、負傷者110名)にのぼった。 また、住宅の被害は、全壊18棟、半壊87棟、一部損壊1,437棟。 床上浸水72棟、床下浸水303棟となっている。
韓国では死者・行方不明者が100名を超え、被害総額が1兆5千億ウォンを超える大惨事となった。 特に済州島と南部の沿岸部が打撃を受け、釜山港ではコンテナを運ぶガントリークレーンが数十基横倒しになり、釜山アジアード主競技場の屋根にも穴が開いた。
台風14号がメイミーは910hPa、最大瞬間風速74.1m。
来週接近する台風8号マリアは中心の気圧は920hPa、最大瞬間風速は75m。
中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風…。
怖い!メイミーを超える台風が怖い!!!
CuruCuma台風14号が宮古島に上陸した当時、現地におりその驚異を体感しました。
メイミーの災害状況
押入れに当時の被害状況の写真がCD-Rに保管されていたので紹介したいと思います。
当時は港でアルバイトをしていました。
ちなみに停電も一週間くらいつづき、お湯も水もすぐに復旧せず窓ガラスは割れませんでしたが、とってもきつかったです。
街の風景
倒れる電柱。
自宅待機があけ出勤するも通れない…。
まるで映画のような光景。
港の様子。
海に浮かべてあった船が陸に吹上られていました。
しかも何隻もの船が…。
中には海に沈んでいる船もありました。
転げ回ってあちこちにある1トンコンテナ。
電力会社総出でやってきた工事車両
めっちゃ頼もしい姿。
写真ではあまり伝わりませんが当時、ものすごい数の車両が海を渡って九州からも応援に来られていました。
まとめ
この台風よりも威力の強いといわれる8号マリア。
来週台風出勤と言っている場合でないかもしれません…。
そもそも会社が停電になり業務不可能となってしまう恐れがある。
こんなに電柱倒れたら。しかもまたしても会社が海のそばなので雨風はわりと強いでしょう。
ただ港ではないのでコンテナが飛んでくる事はないと思いますが…。
UPS(無停電電源装置)は装備しているでしょうが、本来UPSは停電時に電力の瞬断をさける為のもので数時間くらいしかもたず、その確保した数時間で安全にPCやサーバーをシャットダウンするか、自前の発電機に電力を切り替えたりする為のものなので…
後実家がオール電化なので停電したら本当に何もできない。
発電機買おうか迷う。